海域防衛用 軽空母



  10000t級高速巡洋艦の船体を流用し、
  もともと、多数の対空火器を主兵装とするための、低舷、水平甲板の船体に、
  その装甲甲板*1の上に格納庫と飛行甲板を設置したもの。


  小さな島型艦橋に、船体に対して可能な最大の広さ*2の飛行甲板を持っていることを特色とする。


  あくまで、主要航路海域での防衛行動を目的とした航空母艦であり、
  短期作戦行動を前提として設計され
  そのため、艦の搭載能力に限界があり、長期作戦行動には支障があった。
  

  本級を基本型として、7000t級の船団護衛空母と、20000t級の軽空母 *3 に分化していく。

*1:とはいえ、所詮は巡洋艦の装甲であるが……。

*2:過剰との評価もあり、トップヘビーは否定できず、悪天候時の航行能力や凌波性能にはやや劣る。

*3: 「 20000t級"軽"空母 」 という分類は、本格空母として運用するには20000t超の排水量が必要という認識を持った公国での分類であり、
通常はこのクラスは正規空母に分類される。