神楽坂倶楽部 2009.02.03

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2009年2月3日(火)

 
 なんだか今年はほんとに春が早い感じで、1月末からなんとなくもうちょこっと春めいてる感じがありましたけれど、節分のけさなんかは、光明るく、もう春だ、春だ、って感じがします。立春は明日なんですけれどもね。このあとまた、いったん冬っぽくなってしまうのでしょうか?浅間山が噴火するやら、多少不穏の気配はありますけれども、でもなんだか今年は春が早そうだ、というだけで病人の気持ちは、ずいぶんと明るくなります。


 また、からだのほうも、春が近づいてくるにつれて相当ラクになりつつあります。やっぱり本当に大地と連動してるんだろうなあ、と感心するんですけれども、こういうからだになってみるとなんだかものすごく「大地の波動」をいちいち感じますね。それによって生かされているんだ、とも思いますし――木々が萌えてくるのが、なんだかすごく「いざ生きめやも」というような感慨を起こさせます。


 1月は11,12月にくらべるとかなり調子はあがりつつあったんですが、それでも、ちょうどあいにくとインフルエンザの流行もはじまったし、「外出して、人混みのところにはなるべくゆかないように。どうしてもゆくときには必ずマスクして」というお達しがあったりして、あまり外出も出来ませんでした。でも何回か着物着られたので、それはとても嬉しかったんだけれども。でもやっぱりインフルエンザはホントに流行ってるみたいなので、当分まだ、気を付けておかなくてはいけないんだろうなと思います。
本当は伊勢丹の特集でちょっと、すごくいってみたいのがあったりしたんだけれども(/_;)なんてことをいってる場合じゃないですね。


 1月はじめのCTの結果がよくなかったので、こんどは2月19日にCT撮影するんですが、それがまた同じような結果だと、こんどはまた入院になって、抗ガン剤をかえる、というより2種類まぜて使う、ということになってしまう可能性があります。そうなると、副作用も倍になったりするわけなんで(量は少なくはなるわけなんだけど)かなり、私としてはイヤなんですけどねえ。なんとか、次のCTで、ちょっとでもガン太郎君達が、小さくなっていてくれれば、このままゆけるんですけれども。どうも自分の直感として、TS−1とはそれほど相性悪くないけど、ジェムザールはなんだかイヤだなあ、というのがあって――まあただの直感なんですが、最初に使ったときにすごく気分が悪くなった、というのが影響してるんでしょうが。


 しかし、それ以外はまあだんだん調子があがってきて、投薬期間の最後のわりには食欲もなくならないし、体重のじりじり減少も一応最低限でとまってるし、このままゆければいいんだけどなあ、という感じです。2日続けて着物着ても、時間短かったせいかそれほどばてなかったので、ライブは着物でやろうかなあと思ったりしましたが、考えてみると夜なので、それはムリですね、ちょっと残念。


 近所にちょっとすてきなオーガニックカフェが店開きしたり、シクラメンがまだ元気だったり、近所の梅の名所のお寺の梅がみごとに開いていたり――やっぱり、春はいいです。もっともっと早く春爛漫になって、そうしてその春の生気が全身にみなぎってくれたらいいなと思っています。皆様も、インフルエンザにお気をつけて、くれぐれもうがい手洗いの励行をお忘れなきよう。私も真面目にやっております(笑)


 で、きょうは節分ですね。故藤井宗哲さんいわく、「鬼は内!福は内!」――よそで追っ払われる可哀想な鬼はみんな僕とこへおいで、というんですが、このことばに出会ったときにもちょっと感動しました。合掌。



2009年2月3日(火)



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