また会いましょう、ある晴れた日に




   何故、北朝鮮のロケットの発射は事前に探知されたのでしょうか?。


   それは、北朝鮮がロケット燃料に液体燃料を採用しているからでしゅ。


   そのため、格納庫から搬出してきて、はい発射! というわけには行かないのでしゅ。


   組み立てて、燃料を注入するというやっかいなシーケンス *1 が必要なのでしゅ。


   液体燃料は、腐食性や毒性を持ち、貯蔵が非常に面倒で、
   「 ロケット本体に燃料を入れたまま 」 という状態では準備できず、
   そのため、発射台で組み立てたロケットのその発射直前に燃料を注入することになります。

おしょらく、今回のモノは、燃料には「非対称ジメチルヒドラジン」、酸化剤には「赤煙硝酸」を使用していると言われていましゅが、この非対称ジメチルヒドラジンでしゅが、きわめて強い腐食性があり、
一旦燃料として注入した場合抜き取りは難しく、しかも燃料タンクの腐食性も懸念されましゅので、
注入したら、発射するか、爆発させるかのどちらかしかありましぇん。



Исследование мировых пространств реактивными приборами


   ロケット燃料には、大きく分けて、『固体燃料』『液体燃料』があり、
   極端に言えば、『固体燃料』は火薬、『液体燃料』はガソリンでしゅ。



固体燃料

   固体燃料は、貯蔵や扱いは楽なのですが、燃焼の制御が難しく、
   つまりは一度、火が付いたら止まりません。


しょのため、初期加速用のブースターや、
長期保存・即応性の必要な小型ミサイル、対空ミサイルに採用しゃれます。


液体燃料

後のミサイルでは、燃料はケロシンヒドラジン系に置き換わり、酸化剤は硝酸系に置き換わっている。液体フッ素の使用やリチウムの添加、などの現行のものより比推力の良い推進剤も提案されているが、毒性や取り扱いの観点から現実的ではない。


R-27 SS-N-6)は、旧ソ連が開発した射程2,200 - 4,000 kmの潜水艦発射弾道ミサイルである。北朝鮮は本ミサイル開発関係者を招聘して、本弾道弾をベースに同一射程の移動式中距離弾道ミサイルを開発した。

今後の課題


  ところで、旦那しゃま、この 「 小見出し 」 「 小々見出し 」 の画像ですが、
  改良の余地がありましゅね。



*1:あえて訳すなら 「 作業手順 」 か?