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 2001年7月




 ぼんやりテレビを見ていると、ときどき白いTシャツを着た女の子が♪しばしも休まず〜と歌いながら水をくんでいるCMが映る。そのたびに、可愛い女の子だなあ、と思う。

 で、たったいま、ふと思いたって調べてみたら、びっくり。これは日本コカコーラのウォーターサラダのCMで、可愛い女の子というのは岡本綾であった。そうだったのか。真剣に見てなかったので、全然気づかなかった。岡本綾なら可愛くて当然じゃん。でも、なんでわからなかったんだろ。髪切ったせいかな。


 たまたま夜中テレビを点けたら、ウィンブルドン大会女子シングルス準々決勝、セレナ・ウィリアムズ対ジェニファー・カプリアティ戦を放送していた。

 テニスのことは全然わからないので、最初はぼんやり見ていたのだが、とんでもない死闘にあっという間に引き込まれ、決着がつくまでえんえん2時間以上、朝の4時まで食い入るように見つづけてしまったわたしである。それにしてもカプリアティはすごすぎる。


 カプリアティ、準決勝で負けちゃいました。にわかファンになって、応援してたのに、残念。次の全米オープンも見ようと思ってます。

 世の中には可愛い女性アスリートを応援する男性というのがいて、最近でいうと、ゴルフ中継でなぜか50位タイくらいの東尾理子が映し出されたりするが、わたしは強い女性アスリートのほうが断然かっこいいと思う。女子プロゴルファーでいえば、村口史子だって強くなってから(戦う体ができてきてから)のほうが絶対いいですよ。

 カプリアティも完全なアスリート体格で、休憩時間、不敵な表情でミネラルウォーターか何か飲んでる姿を見ると、かっこいいなあ、と思う。

 もちろん、このかっこよさはアスリートとしてのもので、性的魅力とはちょっと質が違う。そのへんを勘違いすると、シドニー五輪銀メダリストのように突然「女優になる!」とか言い出すので、皆さん気をつけましょう。


 なんにでもマヨネーズを山盛りかけたり、ボトルから直接飲んだりする人をマヨラーというらしい。たぶんそういう人は味覚音痴なんだろうと思う。

 第一、マヨネーズってのは卵の黄身と酢で乳化させたサラダ油のことですよ。黄身を飲んでサラダ油で流し込む光景を思い浮かべれば、あまり健康的でないことはすぐわかるのでは。


 ギャルに大人気のミニ浴衣の仕掛け人、名古屋の老舗呉服店よし川屋の若旦那が発信する2001年夏の最新ファッションはスリット浴衣にオフショルダー浴衣であるそうな。

 わたしはおじさんなので、和服姿で肩を出しているのはアホの子にしか見えない。鼻を垂らすともっといいんじゃないでしょうか。

 よけいなお世話だが、よし川屋さんはウェブサイトのデザインをもうちょっと考えたほうがいいと思う。なんだかエロサイトみたいですよ。


 アルバン・ベルクの歌劇『ルル』全3幕完成版のDVDを見た。

 1979年、パリ・オペラ座での初演で、指揮はピエール・ブーレーズ、演出はパトリス・シェロー。名演の誉れ高いそうだが、確かにおもしろい。シェロー演出の『ヴォツェック』もDVDが出てるなら、見てみたい。

 ファスビンダー映画ばりの暗く陰惨な話で、まったく救いがないところに、ベルクのドイツ人魂を感じました。やっぱドイツ人って根が暗いね。


 生活サイクルを12時間ずらして、約1週間が経過した。

 わたしの腹づもりでは、涼しい夜に起きていて、暑い昼は眠ってやりすごすつもりだったのだが、実際は夜も熱帯夜でけっこう暑いし、昼は寝苦しくて午後2時頃に目が覚めてしまう。30℃以上の猛暑のさなかに目覚めるというのは、逆に体に悪いんじゃなかろうか。世の中ままならないものである。


 NHK好みのタレントというのがあって、森口博子高見知佳松尾貴史が代表例。この3人は生放送に起用されることもあるくらいだから、全幅の信頼を置かれているとおぼしい。

 松尾貴史がホスト役の「テントでセッション」(BS-hiでは生放送、わたしが見たのはNHK総合の再放送)を見て、なんとなくその理由がわかった。適度にインテリで、適度に反体制的という、ほどの良さが好まれるのだろう。

 これは芸人としてはいかがなものかと思うのだが、松尾貴史はすでに芸人じゃないからいいか。嫌いなタレントではないけど、彼、文化人くささがたまに鼻につくね。


 ルッコラ(ロケットサラダ)はおひたしには向いていないが、スパゲティにするとうまい。さすがイタリア生まれである。

 ただ、なぜかゴマの風味がするので、ゴマ油を使った中華風和え物にはいいかもしれない。


 岡本綾に敬意を表して、ウォーターサラダを飲んでみたら、薄い野菜ジュースのような味がした。まあ、名前に偽りなしですが。

 近所のスーパーでは100円で投げ売りしていたので、そのうち店頭から消えるんじゃないかと思う。


 最近「90日で5万ドル」とか「25ドルを無尽蔵の収入に変える方法」とか「さあ金持ちになろう!」というsubjectの英文メールがよく届く。要するにねずみ講の勧誘なんですが、また流行ってるんでしょうか。


 スーパーに行ったら、ホウレンソウが178円で、小松菜が98円だった。この差は何? いまホウレンソウはオフシーズンで、小松菜はオンシーズンということでしょうか。それとも中国産野菜の輸入制限とか関係してるのかな。とりあえず小松菜を買いましたけど。


 テレビを点けたら、舛添要一大橋巨泉大仁田厚が映っていた。なんか参院選速報番組じゃなくて、バラエティみたいだと思った。