kiratei2000-05-13

『作文』

 私は、小〜中〜高校と『作文』が苦手でした。
『作文』〜『創文』が得意とまではいかなくても、「苦手」でなくなったのは大学進学以降です。
いったい、何に気がついたか?。
それは、原稿用紙を埋めるには「描写すればいい」という「世間的事実」を理解したときですね。

(それに、私の感想文(を書く能力)というのは、
「自分の意見」を記述するものでなく、
採点側に気に入れれる内容を記述するものだということに
気がついたことでしょうか?。

(それゆえ、その時、個人的にはもっと作文という行為が嫌いになりました。)

大学入試の『小論文』も同様だと思います。自分の意見を記述するものでなく、いかに採点者側=大学側に気に入られる内容を記述するか!、その技術能力の評価になってしまって、その受験者の個性の評価にはなっていないと思います。

 そのときは否定されても、数年後〜数十年後に認められる理論を記述していたら、いったい、どの時点で『合格』が認めれるのでしょうか?。

今では、「火山帯」や「活/休/死火山」という理論/概念は、学術的に否定されてます。
そんなもんで、評価された私の世代は……ぶつぶつぶつ……。

結局、「自分の意見」でなく
「(その時代の)教科書の内容をどれだけ覚えているか?」
なのですかね〜〜。