二〇一二年 之 夏季休暇宣言

 



  精霊 冥漠に入りて容止を見るに由あらず
    骸骨 灰塵と作りて音旨えを傳ふるに處なし


      廻り環ぐる 多くの日月
        重なり複なる 幾ばくの山水ぞ


  哭することを罷みて平生想ふ
    一言遺りて耳に在り


  曰く 吾れ陰徳を被れり
    死すとも 生くとも 将に个に報いなむと
      おもふといへり


  惟れ 魂にして 霊有るものならば
    舊の知己を  忘るること莫


  ただ要ならず 本性持ちて
    終に 傾倚するところ
      なからしめむことを


  君
    我が凶慝を瞰ませば
      我を撃つこと 神鬼の如くあらまし


  君
    我が辜無きを察ませば
      我がために冥理を 請ひてまし
 

  冥理遂に 決すること無くは
    玆れより
      長く
        已むなむ


  言へば 涙し 千行ながる
    我路兮し 此の如し


  聞けば 腸い九たび 轉る


    幽途 復 何似ぞ


      拙詩 四百言 以て 使君が誄に代へむ




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