☆★
「下流過ぎて涙出てくる」 ネットに晒された20、30代「給与明細」
2009/2/26 このエントリーを含むはてなブックマーク はてなRSSに追加 この記事をBuzzurlにブックマークする この記事をクリップ！ Yahoo!ブックマークに登録 newsing it! コメント 印刷
「給料日だし給与明細晒そうぜ！」――2009年2月24日、そんなスレッドが「2ちゃんねる」に立った。他人の給与がいくらなのか知りたい、というのはいつの時代でも同じだが、世界的不況の不安もあってなのか、結構話題になっているようで、「リアルに低すぎて、げんなりした」といった感想が書き込まれている。
23歳独身、手取りは163000円
このスレを立てた人は、31歳で上場企業の子会社に勤務する平社員で、データアナリストと自己紹介している。勤続して7年目。妻は働いておらず子供はいないそうだ。給与は総支給額が282,096円。控除は62,552円で手取りが219,544円。この男性は自分の給与について、
「会社から補助無し 死にたい 下流過ぎて涙出てくるわ」
と書いている。
このスレで自分の給与を「晒し」ているのは主に20代、30代。どんなものが書き込まれているかというと、飛行機会社のグループ会社に勤める 29歳の独身者は、基本給が147010円。これに時間外手当や住宅補助などがつき、控除の39345円を差し引くと、「月5日〜10日夜勤の変則勤務がつらい」のに手取りは192514円だそうだ。テレビCMでも有名な介護関係会社で介護福祉士をしている23歳の独身者は、総支給額が184581円。控除を差し引けば手取りは163000円ほど。
サービス業の24歳は、総支給額が170417円で、手取りが147112 円。「クレーム聞いて精神病んだ対価がこれ(低賃金)とか・・・」などと嘆いている。製鉄会社に5年勤めている23歳の独身は、総支給額229,748円で、控除が131,190円もあり手取りは98,558円。某大手鉄道会社に勤める大卒の24歳は、残業が30時間あるのにもかかわらず、手取りが 187000円 だと書いている。
「バイトの俺と手取り変わらないな」
一方で、ローン会社に勤める28歳は手取りが420000円。31才の会社員は50万円以上の手取りがあるそうなのだが、この会社員は、
「(給料が高くても)福利厚生なんて無いですｗ怪しい会社ですｗ 」
と勤めている会社の説明をしている。
「給与明細」を見てネットでは、
「バイトの俺と手取り変わらないな」
「働く気が大幅ダウン」
「リアルすぎて就活中の俺が見るべきスレではなかった」
など、給与の低さに驚いているという感想が多く出ている。
国税庁の「民間給与実態統計調査」や厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」によれば、07年のサラリーマンの平均年収は437万円。20 歳〜24歳は251万円。30歳〜34歳は406万円だった。また、国家公務員の平均収入は662.7万円。地方公務員は728.8万円になっている。
神楽坂倶楽部 2009.02.24
２００９年２月２４日（火）
.
いつのまにか日がたって、２月１４日のバレンタイン＆バースデイライブも終わり、１８日の「グイン・サーガ」アニメプレミアム試写会も終わり、私にとっては一番大変だったそれと連チャンのＣＴスキャン検査も終わって、気が付いたら静かな日々にまた戻っておりました。
まだなかなか、寒さが完全にぬるむところまではゆかず、「やれやれやっと春か」って気を抜いたとたんに、どどっとまた冷え込む日が訪れたりして、そのたびに病人はてきめんで調子がよくなってほっとしたかと思うと、案に相違して翌日は冷え込んでたちまちぐったりしたりするのですが、ほんっとにこの冷え込み、寒さってものに、おかしいほどにからだが支配されてるのを感じます。あったかいとぐんと調子がよくなるし、どうも調子いいはずなのに悪いな、と思うと、結局雨になったりするし。
先日のＣＴスキャンの結果は「ほぼ横這い」で、ほんの１㎝ほど大きくなってしまったのですが、体調は悪くない、免疫力は低下していない、ただ貧血状態も「やや改善」程度ということで、「このまま抗ガン剤治療を続けましょう」ということだったのですが、ちょうど１８日の試写会（これもいろいろなメディアに出ましたのでご覧いただいたかたもいらっしゃると思います）と１９日のＣＴが終わったハードな体調のところから、投薬再開となったものですから、これまでになく激烈な食欲不振と体力低下の波がきてしまいました。そのあと３日ばかりほとんど完全に自宅入院モードで寝ていたのですが、どうやらきのうくらいから多少の復活をし、きょうあたりから「３分の２病人」にもどり、たぶんうまくいってくれて、おまけにきょうよりあったかければ、明日あたりから「半病人」に戻れると思います（爆）それにしてもこの３日ばかりは、何を食べてものどを通らなくて苦しみました。
これはもう抗ガン剤の副作用の最たるものとしてよく知られてるわけなんですが、なぜだか私の場合、口にいれたものが「すっぱくなる」んですね。御飯でもパンでも、ホントに甘いものはそうでもないんだけど肉でも野菜でも「すっぱくて食べられない」んです。
あれは不思議です。でもけさは、きのう心配した母親がコトコト煮てくれた野菜スープと薄いトーストの耳なしのやつ、１枚食べられましたから、まあ、これまでとしては上等のほうでしょう。食べられない、ってのはなかなか苦しいもので、特に胃に何か入ってるのがイヤなんですねー。といって入ってないのがずっと続けば餓死してしまうわけで、これは本当に「ああ、人間は食べ物で生きてるんだな」って実感する瞬間です。
けさの新聞で、英国のまだお若い女優さんが子宮頸ガンで余命数ヵ月を宣告され、それで２１歳の恋人と結婚式をあげたという記事と写真が出ていましたが、やはりこれは完全な副作用なんでしょうね、女優さんのほうは髪の毛はまったくのスキンヘッドででもすごく幸せそうに恋人、いや若い旦那さんとキスしていました。「余命１ヶ月の花嫁」っていう本が日本でもベストセラーになりましたけど、それを見ていろいろとやはり、どうしたって考えてしまいますね。
でも結婚３０年でもう５０代をこえた自分としては、その女優さんよりずっとたぶん幸せなのだろうな、と思う一方で「生きた長さの問題ではない」って――これは、確か宗像コーチも云っていたような気がするなあ。「この２７年がひとより劣るとは思わない」みたいなセリフを。あ、「エースをねらえ！」ですが。
このところしきりとメジロ君がやってくるので、よく、窓際でパソコンを打っていて顔をあげるとメジ君と目があいます。ほんとにまわりが白くて黒目の目立つ、「目白」なんですねえ。なんて可愛いこと。花に囲まれ、メジ君や、毎日見ている地獄谷のお猿さんの様子も楽しみだし、しばらくは何も用もないし、おだやかにゆったりとした気持で、春を待とうと思っています。食欲不振も少しづつだけど治ってきたようだし。世の中も、静かで平和に春を待つ日々が続くといいですね。
「グイン・サーガ」のアニメのほうは、試写会の記事などでも出ていると思いますが、非常な力作です。特に背景が素晴しいので、これまでにない重量感のある、まるでスペクタクル映画みたいなアニメに仕上がってくれていると思います。４月５日からのオンエアですね。これは、原作者としても、「お楽しみにしていらして下さい」と云えると思いますし、そう云えるのが「よかったなあ」って思います。目の前で本当にグインが、その世界が動き出す感動、というものは、ほんとにちゃっちくなってがっかりするかどうかとの二つにひとつの賭けだと思っていたんだけど、ちゃんと味あわせてもらえました。それについては本当に監督はじめスタッフッキャストにお礼を言わなくてはと思います。「グイン・サーガ」の世界をとても大切にしていただいている感じが伝わってくるのが一番嬉しい(^^)
おや、またメジロがきました。きょうのミカンが気に入ったのかな。その上に咲いているのはフルートの理恵ちゃんとチェロのＳｅｉｋｏちゃんからバースデイにいただいたエリカです。いい眺めですね。早く春がきて、桜が咲くといいなあ。
２００９年２月２４日（火）
