名犯人の掟



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   多分、一般視聴者に受け入れられるとしたら、
   あのレベルが精一杯なんでしょう。


   それは、『 電車男 (新潮文庫) 』の主人公や、『 結婚できない男 DVD-BOX 』 のマニア度が、
所詮は一般人が付いていけるレベルに留められたのと同じでしゅ。


しょの点、旦那しゃまは、掛値無しの『名探偵』でしゅ。


何しろ、数々の犯行を繰り返し廃墟の屋上で高笑いするということを繰り返した結果、
犯行でも旦那しゃまの犯行に違いないと断定しゃれ、
挙句に、
”自分は犯人ではない!”ということを証明するために、探偵役をいやいや引き受ける羽目に陥り、


何が一番悲しいって、これが実話だということでしゅ (p_q) 。


そして、旦那しゃまは高らかに名探偵宣言をなさいました。


『 ボクと ……、そして犯人だけが知っている、” ちょっとした真実! ” 』 と。




天下一大五郎(てんかいちだいごろう)
自称「頭脳明晰・博学多才・行動力抜群の名探偵」。大河原警部からは敬遠されているようにも見えるが、舞台裏では作品世界から抜け出して警部と一緒に推理小説の問題点について議論している。事件でわからないことがあれば、大河原警部からこっそりヒントを貰っている。ある事件をきっかけに大の密室嫌いになった。
大河原番三(おおがわらばんぞう)
県警捜査一課警部。42歳。いつも名探偵役である天下一に対して、推理小説定番のへっぽこ警部役を演じている。だが、実際には天下一より事件を早く解決してしまって、わざと真犯人でない容疑者を疑うふりをしている。天下一と同じく、トリックや密室等を使えばよい、というような推理小説に対して批判の矢を向けている。『名探偵の呪縛』にも登場している。

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