kiratei2000-04-12

日本におけるInternetの始まり

映画『メカゴジラの逆襲』より、真船博士の台詞

 「……恐竜について話が聞きたい……だと……?。
  ……話を聞きに来るのが15年遅かったな……。」

ぢっさい、当時×年前、他事業部にも使って貰おうと JUNET/e-mailを宣伝しても、

 「で、これやって、いくら儲かるの?」
 「うちは、メーカーなんだよ!」

という否定的な回答しか得られなかった。
 しかし今ごろになって、そう否定した部長sに限って INETの有効性やらWebやらECやらなにやらと騒ぎ出す 凸(- -#。

あのさぁ、技術者としての先見性とかポリシーとかないの? > てめぃらにゃぁ!。

 当時、私、開発試作品のWSと電話機を使ってUUCPでJUNETをやってました。その電話だけ、電話代が500000円/月とかいう恐ろしいもので、当然、毎月のように総務部門から目の敵にされてました。電話代ですら苦しんでいるのですから、 Wideプロジェクト加入の予算なんか認められませんでした。
  電機メーカーとしての面子というか、先見性を持てよ。 > 管理職s
 私によるJUNETの布教活動は、これらの費用を分割負担して行こうという推進の意味もありました。

 しかし、「繋がっているから『使ってやっているんだ!』」という、何様部署がほとんどで苦労したものです。

 で、199x年のJUNET/UUCPの崩壊に伴い、今後はこれにかかる費用は参加部門で頭割りという約束を各利用部門とどうにか取り付け、それに基づきI IJと契約し、加えて+サーバ提供+メンテ要員派遣随時他という条項も加え、極端な話「サーバを置く場所」と「名義」だけ貸してくれという形で某情報システム系子会社に業務移管しどうにか運用だけは継続させたものです。

その移管したものの発展したものが現在業界(自称)大手の さすがに言えませんNET というのだから……(大爆笑!)。
できれば、当時のJUNETにおける倫理/マナーも受け継いで欲しいものです。

いいよねぇ、いまぢゃプロバイダと契約をするだけなんだから。
 当時、某阪大のS藤A紀さんから、テープでソースを送ってもらい、それをどうにか自社のサーバ上で動くように改良を加え、近所(=電話代の少なくて済む)の上流となってくれるサイトを探しだし ……、なんて苦労話ぁもう過去のことなんでしょうね〜〜。
私の技術/倫理は、このころから退化はしても、(哲学的な意味で)進歩はしていないのだなぁ……。