『北朝鮮の(元)ミサイル開発技術者の証言』
……って、さぁ……。
秋葉を歩き回って、コンデンサやらなにやらの電子部品を見て、
「これも、ミサイルに使えます。こっちの部品もミサイルに使えます……」……って。
あのさぁ、ミサイルを工業制手工業で作っているのかもしれませんが、
そういう、単なる電子部品レベルなら、なんでも『ミサイルに使える』でしょ。
どうせなら、
「このGPSユニットは……」とか、
「この社の、ジャイロが……」とか、
「燃料噴射制御弁として」とか、
ある種の『モジュール』として語って欲しかったですね。
もっとも、北朝鮮では、
(北朝鮮における)ミサイル開発と、
日本におけるラジオ工作が同一 レベル 次元なのかもしれませんが。
「……だって、つまらないでしょ?。
ただ殺すだけぢゃ……。
完成された魔術さながらの美しく謎と怪奇に満ちた芸術犯罪を演じ上げ、 .
並み居る観客たちをあっと言わせたかったんです……。
――― そう !!。
『マジシャン』 としてね !! 」