営業中止する勇気

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店を信じすぎた。



今から思えば、徴候は明確にあったのに、
飲食店としての道徳を信じていた自分に自己嫌悪である。


入店すると、会計のレジのところでなんか揉めている。
しかも、会計待ちの行列が出来ている。


この時点で察して、もしくは察知して、退店するべきだった。


きっと、会計レジのシステムトラブルだろう ・・・そう、甘く見てしまった。


さらに、店長 …… 責任者 …… っぽい人が、
席に案内されるのを待っている σ(-_-)を無視して、
レジ前に直行している・・・。・


この時点で、退店すべきだった。


寒い日ゆえに、『 鍋焼き うどん 定食 』 を頼んだのだが、
・・・・・、なかなか出てこない。


やっと待って、出てきたら・・・・・・、


『 鍋焼きうどん 』 なのに、味噌汁が付いている違和感は置いておいて。


湯気が出ていない。


鍋焼きうどんも味噌汁も、熱くない・・・・・・。


周囲に聞き耳立ててみると、周囲の客も、「料理が出てこない」だの「ぬるい」だの騒ぎ立てている。


たぶん、厨房施設 …… 、おそらくは火廻り(つまりは、ガス)関係のトラブルだと思われる。


そうしてみると、この『鍋焼きうどん』も、『味噌汁』も、
じつは、電子レンジか、オーブンレンジで作ったモノかもしれない。
(果たして、オーブンレンジが、電気かガスかは、とりあえず保留)。


会計のレジで揉めていたのは、
注文はしたけど、出てこなかった料理が、金額に計上されていて、
出たか、出なかったかの確認に、店側が手間取っていたため。


・・・・・・。


σ(-_-) も現業にて


復旧の見込みが立たないというか、断たれたというか、
トラブルから回復できず、時間が


少なくとも、 『 客商売 』 なら ” 営業中止 ” を決断するべきだと、判断します。


もっとも、このときのスタッフに、”営業中止”を決められるだけの権限があるかは、微妙なものですが。


  わきゃきゃきゃきゃ。


  『 客商売 』 をしていたとき、
  来客など無視して、作業していた


  わきゃきゃきゃきゃ。


  ラブラたん、そりは間違ってますよ!。


  ”来客 など 無視 ” ではなく、
  「 " 来客 に 気づこうとすらせず " 、黙々と作業に没頭していた 」 と、言うのが、
  後に、調査委員会が出した結論です。