人工知能プロジェクトFORUM 2000。
疑似人格を選択し、質問を送ると、AIが答えてくれる。
プレスリリースによれば、
このウェブページは、自然言語と神経ネットワークに関する最新研究成果に基づくエキスパート・システムのフロント・エンドです。システムは110万行のC++コードで書かれており、基礎となる四元神経ネットワークは1998年6月11日以来、Usenet、ウェブ、文学ソース上で訓練を積んできました。その結果、神経マトリックスは32テラバイト分にも成長しています!
とのこと。さすが先端テクノロジーの結晶にふさわしく、質問にはすばらしい回答を返すし、映画レヴューまでやってのけるらしい。
わたしの知らないあいだに、こんなスーパーAIが完成していたとは、科学技術の進歩とは恐ろしいものである。英文のラブレターを代筆してくれるシラノの代筆。
インターネットで塗り絵。
光線銃マニア必見。
インターネットで宅配ピザ。10秒以内に届きます。
たとえば、わたしの場合、2002年5月19日に生誕14000日目の記念日を迎えるらしい。
アレック・ギネス逝去。サーにして名優だが、“変なおじさん”的なうさん臭さを持っていて、好きな俳優でした。
追悼の意味で出演作のDVDを買おうと思ったが、デイヴィッド・リーン監督の文芸映画(ディケンズ原作)しか出ていないので、やめた。
日刊スポーツ報道によると、
ギネス氏は、自身の俳優人生の中で、オビワン・ケノービ役が一番嫌いだったという。「スター・ウォーズを見たファンからの手紙はすべて捨てた」と語っていた。
人柄をしのばせるエピソードである。
蘭光生名義の著作リストがついているのが、ありがたい。最も埋もれがちな情報なので、こういうサイトは貴重だと思う。
読者からのファンレターに、
私の中では窓音はヴァンパイアセイヴァーのリリスのダークカラーみたいな感じです。先生はどうイメージされてますか?
と書いてあって、意味がまったくわからなかったので、ネットで調べてみた。
その結果、ヴァンパイアセイヴァーがCAPCOMの格闘技ゲームで、リリスというのはそのキャラクター(某知人によると「貧乳好き向けロリキャラ」)で、ダークカラーはキャラ選択時の配色モードであることが判明した。なるほど。世の中にはまだまだ、わたしの知らないことがたくさんあるんだなあ。
調査の途中、イラストやフィギュアやコスプレ写真を山のように見たが、どれも全部顔が違うので、はたして羅堂窓音嬢が「ヴァンパイアセイヴァーのリリスのダークカラーみたいな感じ」なのかどうかは不明です。(少なくとも、頭に蝙蝠の羽根はついてないと思う)
ひさしぶりにディレイニー・メーリング・リストをのぞいたら、
Westleyan大学出版局がディレイニーのTHE AMERICAN SHOREをリプリントしようと計画したが、トマス・M・ディッシュが拒否しているとの噂
という情報が出ていた(まあ、あくまで噂ですよ)。わたしの記憶が確かなら、THE AMERICAN SHOREはディッシュの短編「アングレーム」(サンリオSF文庫『334』所収)を一字一句細かく分析した本で、同短編がまるごと入っているはずだから、版権の問題上、ディッシュが嫌がったら再刊できないのは間違いない。
ところで、2000年8月15日現在、THE AMERICAN SHOREはAmazon.comで買えるが、価格は125ドル(!)。なんでこんなに高いの? リプリントできなくなったから、古書価が高騰してるのかな。
最近BOOK OFFに行ったら、マグマのCDが10枚置いてあったので、衝動買いしてしまった。で、ずっと聴いているうちに、この人のことが気になってきたので、ネットで調べてみました。
わたし、プログレには全然詳しくないんですが、この人、要するにフランスのトニー・レヴィンみたいな人なんでしょうか。
ディスコグラフィーを見ていたら、フランス・ギャルとか、ガブリエル・ヤレドとか、いろんな人のレコードに参加しているようである。アミナ《アミナ》(シェブ・ハレドと並ぶマルタン・メソニエの最高傑作)にも参加していたので、ちょっと驚いた。
蒼瑠りきさんという方がつくってくださったらしい。まだ、ご本人のサイト「向日葵天国」しか登録されていないようですが(2000年8月23日現在)。
設立趣旨は、
た、多分これうちのリングだけの特別企画?だと思うんですが
「コンテンツを扱ってなくってもオーケイ!」
でも扱ってればなお良し!
とりあえず「私殊能作品ラブなのよ〜〜!」ってのが判れば問題無しです(それで良いのか)
「その内作る予定」とか
「管理人の愛が暴走してるわ」ってな状態で結構です。
でも出来ればコンテンツ作って欲しいな★
早く登録増えないかなぁ〜♪ということですので、関心のある方はどうぞ。
「1分で1冊」。時間のない現代人のために小説の超圧縮版を提供してくれる。こんな感じです。
超圧縮版『2001年宇宙の旅』
HAL「わたしは邪悪だ」(宇宙飛行士を殺す)
デイブ「おまえを停めてやるぞ、HAL」
HAL「デイジー、デイジー……」
デイブ「さあ、わたしひとりで任務を遂行しなくては」
(不思議なことが起こるが、やがて意味が判然とする)
読者「これでどういう映画だかやっとわかった」では、フランク・ハーバートの〈デューン〉シリーズを超圧縮版でお楽しみください。
フランク・ハーバート「わしはあんたらより断然頭いいんだよ。さあ、わたしが書いたパラグラフのひとつだけでも理解できるかな?」
読者「うう、フランク・ハーバートはお利口様です。あらすじさえわかりませんでした」超圧縮版『デューン 砂漠の救世主』
全員「わたしたちはバカバカしいほどの超知性を持ってるし、人格もいくつもあるんだよ」
(陰謀家が謎めいた陰謀をたくらむ)
ムアドディブ「さて、手間のかかる子供がふたりできたから、砂漠に行って、特に意味もなく死を迎えようかのぉ」
全員「わあああ」(登場人物がキャラクターに合わないことをしでかす。登場人物が意味のない行動をする。かっこいいアラビア語みたいな単語や名前が出てきて、フランク・ハーバートはお利口でかっこよく見える)
超圧縮版『デューン 砂漠の神皇帝』
レト二世「無限」
読者「あ痛たた、頭が爆発しそう」残念ながら、『デューン 砂漠の異端者』『デューン 砂漠の大聖堂』はまだ超圧縮化されていないようです。
誤解されると困るので書きそえておきますが、わたしはフランク・ハーバートが大好きです。彼の作品は「頭が爆発しそう」になるからこそ、おもしろいんですよ。
名古屋周辺の聴覚障害者OKの風俗店が多数紹介されている。これこそインターネットならではの貴重な情報だと思うので、ご紹介します。
Juha LindroosさんのTHE ASTOUNDING WORLD OF BARRINGTON J. BAYLEYのアドレスが変わっていたので、一応ご報告を。
UPDATEのコーナーに日本のファンへのメッセージがあった。
最近このサイトを訪問してくれた日本のファンの皆さんと、親切にもリンクしてくれた大森望氏のSFページに感謝とご挨拶を。ぼくには読めないけど、きっとおもしろい情報満載に違いないと思う。ベイリーは日本の星雲賞翻訳長編部門を3回も受賞しているんだ。良いSFは海の向こうでも高く評価されるってことだね。