お尻に穴がぁ 〜〜  < ネタバレあり >


  

「 ああ〜〜!、えーっ!?。
  お尻 に 穴 が …… 。 穴 …… 、 穴 が お尻に …… 。 」

「 大丈夫? 」
「 お尻 が 痛い。」
「 そりゃ 痛いよね。 」
「 かわいそうに。 」
「 刺されちゃうなんて。 」
「 お尻丸出しにして縫われたのよ。
    しかも 若い男 の 先生 に。 」
「 たった2針でしょ。 」
「 男 に お尻丸出し。 」
「 美砂にはつらいかもね。
   男慣れしてないから。 」
「 関係ない。 」
「 美砂 は 恋愛経験ゼロだから。 」
「 ゼロじゃないから。 」
「 ああ、いたいた。
   ほら、法学部の中島君。 」
「 ああ中島君。
   告白もできずに終わった。 」
「 ちょっと。
   違う。 」
「 バレンタインにチョコ渡して振られたんだって。 」
「 やめて。 」
「 そうだ、余計なこと言っちゃったんだ!、 美砂。 」
   そう。
   このチョコはデパートで安売りしてたからとか義理チョコだからとか。 」
「 今そんな話しなくたっていいでしょ。 」
「 美砂ってさ普段は誰が相手でもずけずけ物言うくせに好きになった男の前じゃ人が変わるよね。」
「 変わる変わる。
   もうさしゃべり方が遠回しになってすごいもう何言ってるか全然分かんない。」
「  ああ。」
「 もうやめて!。あっあっ。」
「 いったー。
   痛い。」

「 岸谷さん。
  お尻見せてくださいね。」
「 イケメン …… 。」
「 最悪。」
「 ああ …… 。」
「 じゃあ私たちはこれで。」
「 またね美砂。」
「 もう来ないで。」

「 失礼しますね。」
「 あっ。
「 ちょっといいです?、あぁ …… 。」
「 うーん。」
「 ああ。」
「 もうよさそうですね。
   あしたには退院できますから。」
「 でもまだ痛いんですけど。
「 大丈夫。
  痛み止め出しておきますから。
  お大事に。」
「 ううー。」

「 泣いているのか?」
「 湯川先生!?」
「 君とは特に親しいわけではないが刺されたと聞いたら見舞いに来ないわけにはいかない。」
「 いつからそこに?」
「 しかしあした退院するんだったらわざわざ見舞いに来るまでもなかったかな。
  これは自宅でゆっくり食べてくれ。」
「 何で桃?」
「 理由はない。」
「 …… 」
「 しかしよかったじゃないか。
  尻はただの筋肉だ。
  重要な臓器は何もない。
  カッターナイフで刺されたぐらいなら軽い傷が残る程度だ。
  じゃあお大事に。」
「  えっ?、あっ。」


  .



演出上、必要なシーンのはずなので絶対にあると思い、
録画を見直したら、ちゃんとありました。


← ちゃんと、やってます!。




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